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100万円のWEBサイト、ほんとに必要?
2025.06.14お知らせ

最近、WEBサイト(ホームページ)制作費用についてSNS投稿を見かけた。
何を根拠に言っているのかわからないが、どうやら制作費100万円以下のWEBサイトは「ゴミ」らしい…。
では、本当に格安のWEBサイトはゴミなのか?
確かに、安かろう悪かろうのWEBサイトを作る業者もたくさんいる。それが一因で「格安=ダメ」という風潮があるのも理解できる。
でも、それと一緒にされるのは非常に困るので、それは一旦横に置いておきたい。
では逆に、100万円をかけて作るWEBサイトは本当に必要なのか?
■ 数字で冷静に考えてみる
このWEBサイトにかけた費用を5年でペイするには、
初期費用120万円 ÷ 5年(60ヶ月)= 月あたり2万円の回収が必要。
さらに月額費用として 毎月2万円もかかるため、
毎月4万円の利益を出す必要があるという計算になります。
ここで、全産業の**平均経常利益率6%**を使って計算すると…
月4万円 ÷ 0.06 = 月約67万円の売上が必要。
ちなみに、**飲食店の平均利益率3.5%**で考えると…
月約114万円の売上が必要。
■ その売上、WEBサイトで本当に上がりますか?
ご自身の事業に置き換えて想像してみてください。
「WEBサイトを新しく作ったことによって、月に67万円〜114万円売上が増える可能性が現実的にあるか?」
それが見込めるなら、100万円を超えるWEBサイトは“あり”です。
ですが、この業界で20年以上やっている僕の肌感覚では…
中小企業でそのレベルの売上増をWEBサイト単体で生み出せたケースは、バズったか偶然当たった時くらいです。
■ 中小企業は「まずは小さく生んで大きく育てる」が鉄則
事実として、初期費用が10万円、月額6,000円ほどのWEBサイトなら、
月10万円ちょっとの売上でも十分に回収できる。
たとえば、問い合わせや受注が月に1件でもあれば、黒字化できる可能性は高い。
このくらいの数字なら、無理なく目指せる範囲。
つまり、はじめから大きな投資をせずに、少額・軽量で始めて、必要に応じて強化していく方が現実的でリスクも少ない。
■ 結論:WEBサイトは身の丈に合った投資を
高額なWEBサイトが悪いとは言わない。
でも、それが**自社の事業規模・営業体制・顧客単価に見合っているか?**は冷静に見極めるべき。
まずは、小さく始めて、大きく育てる。
売上や年商が成長してから、“勝てるWEBサイト”にリニューアルすればいい。💡ちなみに、当社では初期費用を抑えたテンプレート活用型のWEBサイトはもちろん、
オリジナルデザインでしっかり作り込むWEBサイトの構築も大得意です。企業の成長フェーズに合わせて、軽く始めて→本格展開へとステップアップする設計にも対応できます。
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