コンビニATMでお金借りるには?利用できるカードローンとその方法

24時間、どこかで誰かが働いている日本では、24時間営業のコンビニは欠かせない存在となっています。

食べ物の調達から物品の購入、コピーをとったり、今ではイートインもできる「街の何でも屋さん」的存在です。

そしてATMの設置でお金の出し入れもできるようになり、人の生活の一部分としての役割も果たしてるといえるでしょう。

そんなコンビニATM、自分の銀行口座へのアクセスだけでなく、お金を借りたり返したりも可能なことは、ご存じでしょうか。

昔と違いお金を借りることはフツーになって、若い人から高齢の方まで気軽にカードローンでお金を借りれるようになりました。

そしてコンビニATMがその活用にひと役買っているんです。

今回はそんなカードローンを使って、コンビニATMでどうすればお金を借りれるのか、についてお伝えしていきます。

お金を借りる前にコンビニATMのことを知っておこう!

カードローンの準備をする前に、コンビニATMがどんなものかを知っておいた方が良いので、先にそれをお話します。

最近のコンビニATMも進化していますから、その状況を整理しておきましょう。

日本全国のコンビニATMでカードローン利用ができる

日本全国でのコンビニ店舗数としては2020年1月現在で55,581店舗。

街中では少し歩けばコンビニを見つけることができ、その全店舗でといっていいくらいATMも設置されています。

今使われているATM
  • セブン銀行ATM
  • ローソン銀行ATM
  • ゆうちょ銀行ATM
  • E-net

これら内のどれか1台がコンビニに置かれています。

銀行キャッシュカードやクレジット、もちろんカードローンもこれらのATMで利用可能です。

ほとんどのコンビニATMでお金の出し入れができる環境が整っているんです。

コンビニによって設置されている種類が異なる

ATMが4種類あるとお伝えしましたが、コンビニによって設置されている種類が異なります。

セブン銀行ATM

セブンイレブンに設置されています

ローソン銀行ATM

ローソンに設置されています

ゆうちょ銀行ATM

主にファミリーマートに設置されています
数は少ないですがデイリーヤマザキにも設置されています

E-net

主にファミリーマートと大手以外のコンビニに設置されています
数は少ないですがデイリーヤマザキにも設置されています

カードローンのサービス内容によっては、決まったATMでしか利用できない場合もあるので、あらかじめ意識しておきましょう。

また、各ATMによって操作手順も異なりますので、タッチパネルの指示に従って操作してください。

コンビニATMを使うにはカードが必要!でも一部はカード不要で使える

「カードが必要って、あたり前じゃん!」と思われた人、今はちょっと状況が変わってきているんですよ。

ATMで取引するには、今でも個人を認証のためのカードは必要なので、銀行カードローン・消費者金融カードローンとも専用ローンカードを発行しています。

それを使ってコンビニATMでお金を借りたり返したりができるのもご存じの範囲でしょう。

しかし、インターネット環境や技術の進歩で最近はカードの代わりにスマホを使ってお金を借りることができるサービスも出てきました。

それがスマホATM取引といわれるものです。

ただ、スマホでお金が借りれるカードローンはまだ限定されていますので、それは後ほどお伝えしますね。

コンビニATMを使ってお金を借りる方法を知ろう!

さて、コンビニATMのことがわかった次は、コンビニでお金が借りれるカードローンはどこなのか・・と、お金を借りる具体的方法(手順)について見ていきましょう。

コンビニでお金が借りれるカードローンは

銀行カードローンと大手消費者金融カードローン、一部の中小の消費者金融カードローンです。

今回は都市銀行と大手消費者金融を紹介します。

銀行カードローン「バンクイック」

バンクイックは三菱UFJ銀行が扱っているカードローンです。

金利 年1.8 % ~14.6%
最高限度額 10万円~500万円
融資時間 最短翌営業日
提携ATM セブン銀行
ローソン銀行
E-net
三菱UFJ銀行など提携銀行
ATM手数料 無料
専用カード 契約機で発行もしくは郵送
口座開設 必要なし

銀行カードローン「三井住友銀行カードローン」

名前からわかる通り、三井住友銀行が扱っているカードローンです。

金利 年1.5%~14.5%
最高限度額 10万円~800万円
融資時間 審査回答として最短翌営業日
提携ATM セブン銀行
ローソン銀行
E-net
三井住友銀行など提携銀行
ATM手数料 無料
専用カード 契約機で発行もしくは郵送
口座開設 必要なし(ただし口座があったほうが便利)

銀行カードローン「みずほ銀行カードローン」

みずほ銀行が扱っているカードローンです。

金利 年2.0%~14.0%
最高限度額 10万円~800万円
融資時間 2~3営業日
提携ATM セブン銀行
ローソン銀行
E-net
みずほ銀行
ATM手数料 有料
専用カード 郵送(ただしキャッシュカードがあれば
ローン機能を付加してもらえる)
口座開設 必要あり

*みずほ銀行:住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

銀行カードローン「りそなプレミアムカードローン」

りそな銀行が扱っているカードローンです。

金利 年2.0%~14.0%
最高限度額 10万円~800万円
融資時間 仮審査の連絡が最短翌営業日
一定の日数が必要
提携ATM セブン銀行
ローソン銀行
E-net
ゆうちょ銀行
りそな銀行ほか
ATM手数料 有料
専用カード キャッシュカードにローン機能を付加してもらえる
口座開設 必要あり

消費者金融カードローン「アイフル」

「愛がいちばん」のキャッチコピーで知名度のあるアイフル株式会社のカードローンです。

金利 実質年率3.8%~18.0%
最高限度額 1万円~800万円
融資時間 最短即日(WEB申込なら最短25分)
提携ATM セブン銀行
ローソン銀行
E-net
三菱UFJ銀行など提携銀行
ATM手数料 有料
専用カード 契約機または店舗窓口にて発行もしくは郵送

消費者金融カードローン「アコム」

「はじめてのアコム」のキャッチコピーで消費者金融では老舗のアコム株式会社のカードローンです。

金利 実質年率3.0%~18.0%
最高限度額 1万円~800万円
融資時間 即日融資!最短1時間融資も可能
提携ATM セブン銀行
ローソン銀行
E-net
三菱UFJ銀行
ATM手数料 有料
専用カード 契約機または店舗窓口にて発行もしくは郵送

消費者金融カードローン「プロミス」

「パっと!ピッと!プロミス」で知られているSMBCコンシューマーファイナンスのカードローンです。

金利 実質年率4.5%~17.8%
最高限度額 1万円~800万円
融資時間 即日融資!最短1時間融資も可能
提携ATM セブン銀行
ローソン銀行
E-net
ゆうちょ銀行
三井住友銀行ほか提携銀行
ATM手数料 有料
専用カード 契約機または店舗窓口にて発行もしくは郵送

消費者金融カードローン「SMBCモビット」

プロミスの子会社で株式会社SMBCモビットのカードローンです。

金利 実質年率3.0%~18.0%
最高限度額 1万円~800万円
融資時間 即日融資!最短1時間融資も可能
提携ATM セブン銀行
ローソン銀行
E-net
ゆうちょ銀行
三井住友銀行ほか提携銀行
ATM手数料 有料
専用カード 契約機で発行、郵送、店舗窓口

消費者金融カードローン「レイクALSA」

新生銀行グループの新生フィナンシャル株式会社のカードローンです。

金利 実質年率4.5%~18.0%
最高限度額 1万円~500万円
融資時間 即日融資!最短1時間融資も可能
提携ATM セブン銀行
ローソン銀行
E-net
三井住友銀行ほか提携銀行
ATM手数料 2020年4月16日より提携ATMでの
借入れ・返済時の手数料が有料
専用カード 契約機または店舗窓口にて発行もしくは郵送

コンビニでお金を借りるまでの手順

銀行も消費者金融も、複数の申込み方法を用意しています。

コンビニATMを利用してお金を借りる場合、カード発行してもらえる方法を選択してほしいのですが、カードを郵送してもらうよりも早く発行してもらう手段があるんです。

次は、少しでも早くカード発行してもらうための手段を二つ、お伝えしましょう。

インターネット申込から契約機でカード発行

申し込みはスマホやPCからインターネットで手続きして、契約機でカードを受け取る(発行してもらう)方法です。

銀行カードローン、消費者金融カードロともおおむね次のような流れになります。

カードローンの申込画面にアクセス

必要事項を入力 ※入力間違いが無いようにしましょう。虚偽の申請も✖

審査結果待ち

審査が通過すれば契約機で契約の後、カード発行

コンビニATMでお金を借りる

契約機の営業時間について

大手消費者金融の契約機の営業時間は、平日と土日祝日とも21時までです。
バンクイックは土日祝日も営業していますが、平日は20時まで土日祝日は18時や17時までと短縮、三井住友銀行カードローンは平日・土日祝日とも21時まで営業しています。
ただし、カード発行手続きに時間がかかりますので、営業終了時間1時間前には入店するようにしてくださいね。

契約機で申し込み手続き→カード発行

最初から契約機で手続きを取る方法ですが、こちらは、銀行と消費者金融とでは手順が異なります。

間違えないように注意しましょう。

消費者金融の場合

ローン契約機の案内に従って申込処理 ※必要事項の入力や必要書類提出など

審査結果待ち

審査が通過すればそのまま契約手続き→カード発行

そのままコンビニATMでお金を借りることができる

バンクイックの場合

契約機(テレビ窓口)の案内に従って申込処理

審査結果待ち ※場合によってはその場で回答がもらえない可能性もあり

審査が通過すれば必要書類の提出・契約の後、カード発行

コンビニATMでお金を借りるのは、カードを受け取って最短翌日から

三井住友銀行カードローンの場合

契約機(テレビ窓口)の案内に従って申込処理(書類の提出も含む)

カード発行(手続きが終わればその場でカードを発行してもらえる)

審査結果待ち

審査通過の連絡が入ったら、コンビニATMで借り入れ可能

コンビニATMでお金を借りる時の注意点

24時間お金が借りれるコンビニATMですが、使うにあたっての注意点もあります。

利用する際は、これらのことも考えてカードローンを選びましょう。

カードローンによって手数料が有料・無料がある

カードローン各社のスペックにも明記していますが、コンビニATMでお金を借りる・返すときに、手数料がかかるところと、そうでないところがあります。

取り引き金額によっても手数料が変わってきますので、あらかじめチェックしておきましょう。

手数料の目安

1万円未満の取引108円
1万円を超える取引216円

機械のメンテナンス時間がある

24時間営業のコンビニに設置されているので、24時間利用できるかと言うと一概にそうとも言えません。

なぜなら、メンテナンス時間があるからです。

システムメンテナンスは定期的に行われるため、各カードローンのHP、もしくはATMのHPで確認するようにしてください。
※メンテナンスは多くが深夜時間帯に実施されます。

コンビニ店舗によっては24時間営業が廃止のところもある

働き方改革で、サービス業の営業体制も変わりつつあります。

セブンイレブン、ファミリーマート ローソンでは、営業時間短縮の試みが始まっています。

地域によっては深夜に営業していないところもあるようですので、利用したいコンビニの営業時間は確認するようにしておきましょう。

専用カードが無くてもコンビニATMでお金が借りられる?

「お金を借りる前にコンビニATMのことを知っておこう!」でもお伝えしましたが、最近では専用カードが無くてもお金を借りれる方法が出てきました。

スマホATM取引といわれる仕組みです。

スマホで申込手続きと契約を済ませて、スマホを使ってATMからお金を借りる画期的な借り方なんです。

スマホATM取引に対応しているのは、セブン銀行ATMのみ。

そしてスマホATM取引のサービス提供をしているカードローン会社も現在では次の4つだけです。

  • アイフル
  • プロミス
  • SMBCモビット
  • レイクALSA

それぞれに専用アプリが用意されていて、各カードローンともスマホひとつで簡単に手続きできます。

スマホでお金を借りたい人、スマホで全てを完結させたい人は、手続き内容を確認してから申込むようにしてくださいね。


コンビニATMでお金を借りれるカードローンとその方法、お伝えしました。

コンビニでお金を借りるにはカードローン以外に、クレジットでのキャッシングもあります。

しかし、クレジットでお金を借りるとショッピングの限度枠に影響するので、継続的にお金を借りたいと思っているのなら、カードローンを利用する方が良いでしょうね。

なにはともあれ、コンビニATMはいつでもお金を借りれる「安心」を与えてくれています。

日中、忙しさに追われている人ほど夜の時間を有効利用するためにもコンビニATMを使ってしっかりとお金活用していってください。

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