カードローンの利用残高が減らない!その理由と早く減らす方法

カードローンの利用残高が減らない!なかなか返済が終わらない!とお悩みの方がおられます。

数年、十数年ずーっと返済し続けている人や、その借金を完済するために別のカードローンから借りたと言う人も少なくありません。

お金を返すための努力は必要です。

しかし、ヤミクモに返済し続けるまえに「何が原因か」をしっかり把握して解決していかないと、悪循環から脱出することはできません。

カードローンの利用残高が減らない理由は何なのか、どうすれば返済を終わらせることができるのか、早く減らす方法を考えていきましょう。

カードローンが減らない原因は、借りたお金そのものが返せていないから

結論から言うと、カードローンの返済が減らないのは、借りたお金(元金)の返済がしっかりできていないことが原因になります。

ちなみに返済とは、借りたお金+利息ですよね。

例えば、毎月1万円を返済していても、元金1万円を返しているわけではなく、利息のお金が入って1万円ということ。

そこで意識しないといけないことがあります。

1万円の割合、つまり元金と利息との割合です。

元金4割、利息6割だったら、毎月4000円しか返済していないことになりますよね。

これは極端な例ですが、実際のところ返済金の利息の割合が多ければ、元金はなかなか減らないという実態があるんです。

ちなみに、それぞれのカードローンには返済の割合を決める返済方式があります。

あなたの今の返済方式がどんなもので、元金と利息の割合がどうなっているか、もう一度見直した方がいいかもしれませんよ。

返済方式の内容を理解しておこう

さて、自分の返済方式はどんなものかを確認したけれど、長ったらしい名称でなんのことか分からない・・と言う声が聞こえてきそうです。

残高スライドリボルビングとか残高スライド元利定額返済方式、定率リボルビング方式などいろいろな名称がありますから。

しかし、どんなに長い名称であっても確認すべき要素は次の3つです。

  • 分割払い か リボ払い
  • 元金 か 元利
  • 定額 か 定率

返済方式には大枠として分割払いとリボ払いの方式があり、その中に元金・元利、定額・定率の組み合わせが入ってきます。

分かりやすく説明しましょう。

分割払いかリボ払い

分割払いとリボ払い、この特徴をしっかり踏まえることで元金をどこまで減らせるかのイメージがしやすくなります。

分割払いとは

まずは分割払いですが、返済する回数を指定して借りたお金を等分した金額を、毎月返済する方法です。

10万円を借りて、5回返済すると決めたら、毎回2万円ずつ返していくことになります。

返済途中で別途お金を借りたら、その借りたお金も何回で返すかを決めて、毎月の返済に入れていきます。

【分割払いイメージ】

この図のように、毎月の返済額は変わりますが、5月までには完済します。

リボルビング払いとは

リボ払いとは、毎月の返済額を決めて返済する方式のことです。

【リボ払いイメージ】

特徴としては、毎月の返済額が変わることが無いので分割のように収入バランスを意識する必要はありません。

その代わり返済期間が長期化し、なかなか完済できない傾向があります。

元金か元利

これは利息に関わる表現で、何に対して金利がかかるのかを表した言葉です。

元金とは

正式には元金均等返済といわれていて、毎月決まった額の元金の返済に対して利息がプラスされます。

特徴としては元金の減少が早く、完済の目途が立ちやすいことです。

また利息総額の負担も重くならない点も特徴のひとつになります。

元利とは

正式には元利均等返済といわれていて、毎月の返済額が定額で、元金と利息の占める割合が返済残高によって変動するものです。

特徴としては、返済額が一定なので月々の返済がしやすいのですが、場合によっては返済期間が長くなる傾向がみられ、完済まで時間がかかると考えられます。

【元金と元利の返済イメージ】

定額か定率

定額法とか定率法という言葉があり、会社経営をするうえでの減価償却計算をするときに使われる計算式がありますが、カードローンの返済の場合はこれとは異なりますので注意してください。

具体的にどんなものか見ていきましょう。

定額とは

返済残高によって最低返済額が設定されていて、その設定以上の金額での返済を行うことを言います。

ある消費者金融カードローンでは、定額式を採用しているため(借入後残高スライド元利定額リボルビング方式)、その返済最低金額一覧表がHPに提示されています。

さらに「設定された金額以上であれば」との補足説明も付け加えられています。

【アイフルの返済方式】※定額返済一覧

特徴としては、返済額を多くしようと思えばできる点です。

最低返済額だけでは、完済まで時間がかかるかもしれませんが、それ以上の返済額で頑張れば、完済までの期間を短縮できます。

定率とは

借入金額に対して一定の率以上が掛けられ、その利息を加えて返済する方法です。

定率リボルビング方式を採用しているカードローンの場合はHPに次の説明が表記されています。 

【アコムの返済方式】※定率返済説明

特徴としては定率で毎月の返済支払い額が決まっているため、家計との調整がしやすいのですが、返済期間が長期にわたることが多いため完済には時間がかかります。

カードローンを早く返済できる要素は?

返済方式の特徴を見てきましたが、ある法則があるのは分かりましたでしょうか。

その法則とは次の内容です。

  • リボ・元利・定率 は完済まで時間がかかる傾向あり
  • 分割・元金・定額 は早く返済できる可能性あり

長い名称で示されている返済方式ですが、この言葉の有無を確かめれば、どれが早く元金を減らせるのかがなんとなく見えてきます。

多くの金融機関がリボ払いを採用している現実があります。

しかしいろんな要素を組み合わせての返済方式になっていますので、返済シミュレーションを使って再確認してみてください。

残高スライドもしっかり意識しておこう

さて、返済方式の内容をいろいろと見てきましたが、もうひとつ説明しておきたい内容があります。

残高スライドです。

返済する残高によって毎月の支払額が変動する仕組みで、銀行カードローンで多く採用されています。

ある銀行カードローンのHPでは次の案内が明記されていました。

【三井住友銀行カードローン】※残高スライドの説明

これを図で表したのが下の図です。

【返済イメージ】

この例は返済最小金額での説明ですが、返済額を増やせば元金も早く減らすことができます。

また「借入後残高スライド方式」というものもあります。

これは最終借入残高を基準とするもので、例えば最後に借りた残高で返済金額が1万円になったとしましょう。

そしてそれ以降の借入が無ければ完済までずっと1万円で返済し続ける、そのような仕組みのことです。

残高スライドとは少し形態が異なるので、区別して把握してください。

カードローンの返済方式の種類は?残高スライド・リボ払い等を徹底解説

2017年12月7日

カードローンが減らない「その他の原因」は?

カードローンが減らない原因のひとつは返済方法にありました。

しかし、その他にも考えられる要因はいくつかあります。

  • 高額の借入をしている
  • 複数のカードローンからお金を借りている
  • 毎月の返済額を低く設定している
  • 返済途中で追加の借入れをしている

などです。

これらの原因にも共通点がありますが、分かりますか?

元金を減らしにくい状況を自分でつくっている、ということです。

人それぞれ、様々な理由があるのは理解できますが、借りるときに「きちんと返済をする」という確固たる意志が必要。

よく言われる「計画的に借りる」事なんです。

でも、急な物入りでとっさにお金を調達することもあるでしょう。

何も分からずにカードローンをチョイスして、今返済に苦労している人もいるはずです。

では、その現状をどうすればいいのかについて話しを進めていきましょう。

カードローンを早く返済するには現状把握から

カードローンでお金を借りている状況は、人それぞれ異なります。

先ほどもお伝えしましたが「高額な借入れをしている」「返済しながら追加借入れをしている」などです。

また、返済の仕方についても「毎月の返済額を低く抑えている」「毎月決まった額で返済している」というように、こちらも様々。

状況によって原因も異なればクリアする課題も違ってきますが、把握する基本は大きく2つです。

  • 今の借入残高はどれくらいか
  • どんな返済の仕方(返済方式)でかえしているのか

状況を把握できれば対策も見えてきます。

まずは今の現状をしっかりと確認するようにしてください。

具体的な対策は?

ローンを早く返済するための鉄則は最初にもお伝えした通り、借りたお金(元金)を減らすことです。

元金を減らすためにはどうするか、代表的な対策(方法)をご紹介します。

借り換えを考える

返済方式がリボ・元利・定率など、完済が長期化する要素を含んでいるならば、借り換えを考えてみてください。

借り換えとは、いま使っているカードローンを別のカードローンに乗り換えることです。

現状よりも早く返済できる返済方式を採用しているカードローンや、低金利のものを選んでください。

ただし、借り換えするには新たなカードローン申込になるため、審査をクリアする必要があります。

借入額によっては、審査が通過しない場合もありますので、注意してください。

カードローンの借り換えはデメリットもあり!審査や金利はどうなる?

2019年12月23日
追加の借入れをしない

限度額内で追加融資を受けていると、元金を減らしていくことは難しくなります。

欲しいものがあったとしても、ガマンすることは大切ですし、急なアクシデントやトラブルでお金が必要となった時も、必要最低限の金額で追加借入れするよう努力しましょう。

一括返済や繰上返済(臨時返済)をする

借りたお金を一気に返済する、もしくはお金に余裕のある時に毎月の返済額以上を支払う方法です。

一括返済すれば利息も少なくて済みます。

生活に支障が出ないように収入のタイミングもみて計画的に行ってください。

繰上返済は、ボーナスや何らかの臨時収入があった時に多めに返済する方法です。

これらの方法を活用することで、元金を効率的に減らすこともできるでしょう。

できることなら毎月の返済額を高めに変更する

毎月1000円・2000円程度から返済できるカードローンもありますが、返済額が少ないと元金の減り具合も遅くなり、なかなか完済できません。

少しきつくても返済額を高めにし、短期間で完済できるよう努力しましょう。

自分で返済行動が起こせないなら、信頼できる人の助けを得よう

さて、色々と対策はお伝えしましたが「自分にはちょっと無理かも」という人もおられるでしょう。

自分ひとりでは行動が起こしにくい、もしくは行動できる環境にない人、頑張りたいけどできない(無理だと思っている)人は、信頼できる誰かの助けを得るようにしましょう。

一番は家族ですが家族に知られたくないなら、弁護士や司法書士の先生を頼るのもひとつです。

弁護士や司法書士の先生にお願いするとなると費用は掛かりますが、支払い続ける利息を考えれば、有効なお金の使い方ではないでしょうか。

誰かに頼ることも視野に入れてみてください。

カードローンを早く減らすための情報をお伝えしましたが、お分かりいただけましたでしょうか。

できるだけ金利の低いカードローンを選んでお金を有効活用することは大切です。

しかし、返済が長期化することは利息総額が増え、結局余計な出費を増やしていることになり、低金利で借りている意味も半減するでしょう。

また返済の長期化は家計への負担にもつながり、自分で自分の首を絞める結果にもなりかねません。

本編の内容を参考に、できるだけ早く完済するよう頑張ってください。

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