生活費が足らないあなたは、切り崩せる貯金もなく、明日の生活にも困っていませんか?
突然収入が減ってしまった、ご祝儀や飲み会で出費がかさんだなど、予定よりも支出が増えることは誰にでもありますよね。
生活費が足らなくなれば、家賃・通信費・水道光熱費などの固定費の支払いはもちろん、飲み代・交際費・クレジット支払いもできなくなってしまいます。
貯金があれば、給料日まで貯金を切り崩せばなんとかしのげますが、貯金がなければ生きていく術がありません。
ブランド品などを売りに行ったり、日雇いバイトをしたり、身内や友人にお金を借りたりするのが、もっとも早くお金を手に入れる方法ですよね。
ただ、売るものがなかったり、働いているヒマがなかったり、身内などにお金を借りることがムズカシかったりする場合、カードローンでお金を用意するのもひとつの方法です。
しかし、生活費が足らないからといって闇雲にカードローンからお金を借りてしまえば、いずれ借金地獄に陥ってしまう可能性もあるので注意が必要です。
そこでここでは、貯金がないのに生活費が足らなくなってしまった人のための対処法を、わかりやすくカンタンにお話しします。
スグにお金を作る12の方法

以前、「どうしてもお金が必要でピンチ!大至急お金を作る方法」の記事で今すぐお金を用意するには、以下の12の方法があるといいました。
- リサイクルショップに不用品を持って行く
- ヤフオク・メルカリなどのオークションサイトやフリマアプリを利用する
- 定期預金を解約する
- 単発バイト・日払いバイト
- ポイントサイト
- クラウドソーシング
- 身内や知り合いに頼む
- 職場に頼んで給料の前借をする
- 生活福祉資金貸付制度の緊急小口資金
- 質屋にブランド品などを預ける
- クレジットカードのキャッシング枠
- 銀行や消費者金融のカードローン
これらは「売る方法」「稼ぐ方法」「借りる方法」の3種類に大きく分けられます。
売る方法は手元に「売れる物」がない場合は不可能ですし、稼ぐ方法はお金を手に入れるまでに最低でも1日、長ければ数週間は必要です。
また、借りる方法は身内や知り合いが手軽ですが、頼れる相手がいなければ公的機関・職場・質屋・クレジットカード会社・銀行や消費者金融などの第三者から借りるほかありません。
ただ、公的機関などの場合、借りるまでに時間がかかったり手続きが煩雑だったりするため、スグにお金を作りたいなら銀行や消費者金融のカードローンがもっとも便利なんです。
しかし、生活費が足らないからといって、気安くカードローンを利用しても大丈夫なのか不安に感じてしまいますよね?
そこで、生活費が足りなくて貯金もない人がカードローンを利用するメリット・デメリットについて、お話しします。
生活費が足りなくて貯金もない人がカードローンを利用するメリット

生活費が足りなくて貯金もない人にとって、今すぐお金を用意したいときにカードローンを利用するメリットは4つあります。
- 借入金の使途は自由だから生活費にも使える
- 10万円未満など少額だけでも借りられる
- 最短なら即日融資も可能
- 無担保&無保証だから誰にもバレずに借りられる
それぞれのメリットについて、カンタンに説明しますね。
【カードローンのメリット】
1.借入金の使途は自由だから生活費にも使える

カードローンにはいくつかの特徴がありますが、その中のひとつが「借入金の使い道が自由」なことです。
これはどのカードローンも共通していて、何に使うかの質問や調査はありません。
こうした理由から、カードローンで生活費の借入をする人はとても多く、カードローンで借入する人全体の46.7%*もいるんです。
(*生活費を衣食住費・通信費・光熱費とした場合)
また、その内訳は以下の通りです。
- 食費:16.3%
- 家賃:13.8%
- 衣料費:8.1%
- 通信費:4.7%
- 水道光熱費:3.8%
(参考:平成28年 資金需要者等の借入れに対する意識や行動に関する調査結果報告|日本貸金業協会)
【カードローンのメリット】
2.10万円未満など少額だけでも借りられる

カードローンは、少額での借入ができるのも特徴のひとつです。
平均借入額は6割以上が10万円未満と、多くの人が少額借入をしています。
ジャパンネット銀行のアンケート調査でも生活費としての利用が42.2%、平均借入額は10万円未満となっています。
少額での借入は生活費として使うには都合がよく、精神的にも負担がないところが生活費への利用の要因になっていると考えられますね。
(参考:カードローン利用に関する実態・意識調査を実施|株式会社ジャパンネット銀行)
【カードローンのメリット】
3.最短なら即日融資も可能

カードローンは最短即日融資が可能な商品です。
お葬式や入院など急ぎお金を借りたい時、その日のうちに借りられたらとてもありがたいですよね。
それを現実にしてくれるのがカードローンです。
ネットから申し込みをすれば、あっという間に手続きが完了できて、その日のうちにお金を手にすることができます。
早いところでは、最短1時間で借り入れできるものもあります。
【カードローンのメリット】
4.無担保&無保証だから誰にもバレずに借りられる

無担保、保証人不要でお金を借りられるのも、カードローンの魅力です。
保証人が必要だと、保証人に生活が困窮していることを伝えないといけないですし、それなりのお礼で余分な出費の可能性も出てきます。
生活費が足りなくて借入するのに、余計な出費がかかっては本末転倒になってしまいますよね。
保証人不要のカードローンなら、そうしたわずらわしさが無いので安心です。
また、カードローンには誰にも知られることなくお金を借りられるサービスもあります。
たとえば、WEB完結を利用すれば、WEB上で申し込みから借入まですべての処理ができるので、スマートフォンがあればすべての手続きが完了します。
スマホを触っているだけなら、お金を借りているなんて誰も思いません。
郵送物も電話連絡もないものだと、もっと安心して利用できますよ。
カードローンのデメリットは借金地獄におちいる危険性があること!?

生活費としてカードローンキャッシングの便利さをお伝えしました。
しかし、貯金もない人が、安易にカードローンを利用するのは要注意です。
なぜかというと、とても便利なためについつい借りすぎてしまう可能性があるからです。
借入額がふくらむと、返済が難しくなりブラックリストに名前が載ったり、多重債務に陥って自己破産に追いやられたりする可能性があります。
ただし、こうした危険があることを理解したうえで、しっかりと返済計画を立てて利用すれば、カードローンを利用することは怖いことではありません。
では、どのような点に注意してカードローン(キャッシング)を利用すればいいのでしょうか?
というわけで、つづいては生活費が足りなくてお金を借りたい人が、キャッシングする前に知っておきたい注意点を紹介します。
生活費が足りなくて貯金もない人がキャッシングする前に知っておきたい注意点3つ
生活費の補てんのためにカードローンでキャッシングをしようと考えている人は、以下の3つの点に注意してくださいね。
- 必要最低限だけ借りること
- 給料が入ったら可能な限り多めに返済すること
- 慢性的な金欠なら、この機会にかならず生活の見直しをすること
【生活費が足りない場合の注意点】
1.必要最低限だけ借りること

お金を借りるときに意識してほしいのが「必要最低限を借りる」ことです。
少額の借り入れだと返済額も低く返しやすいですし、早めの完済ができるからです。
また、少額の借入だと審査通過の可能性も高くなります。
さらに、そもそも総量規制という法律があり、消費者金融などの貸金業者は、利用者の年収3分の1以上の融資ができません。
それも含めて、低い額での希望をだすことが、借入をスムーズにするポイントになるんです。
【生活費が足りない場合の注意点】
2.給料が入ったら可能な限り多めに返済すること

お金を借りたら、できるだけ早くお金を返しきることが大切です。
早くに返済できれば、借金が膨らむことはありませんし、利息も安く抑えられ無駄な出費も軽減できます。
たとえば、10万円を30日間、18%の金利で借りた場合は1,479円の利息が発生します。
(10万円×18%× | 30 | 日=1,479円) |
365 |
それを15日で返済できれば、半額の739円の利息で済みます。
浮いた700円があれば、ビジネスマンのランチ代としては十分ですよね。
臨時収入や給料が入ったら、できるだけ多めに返済して早く完済してしまいましょう。
【生活費が足りない場合の注意点】
3.慢性的な金欠なら、この機会にかならず生活の見直しをすること

「生活費が毎月行き詰ってしまう・・・」そんなご家庭は、収入額とそれに合った生活をしているかどうかを見直しましょう。
会社員世帯の場合、毎月の収入額は決まっていますよね。
その収入よりも支出が多ければ、当たり前ですが、生活費も足りなくなります。
総務省統計局の「家計調査報告書(平成29年4月~6月)」によれば、1世帯(2人以上)あたりの1ヶ月の平均消費支出(生活費)は282,596円です。
この数字はあくまで平均数値ですが、これよりも自身の生活費は上回っていませんか?
一度、毎月の給料やボーナスをふくめた年収を計算し、支出とのバランスをチェックして、慢性的な金欠状態から抜け出してください。
というわけで、具体的に慢性的な金欠から抜け出すポイントを紹介しますね。
慢性的な金欠から抜け出すためのポイント3つ
いつも生活費が足らず、貯金もできないような状態になっている人が、慢性的な金欠から抜け出すためのポイントは3つです。
- まずは生活費が足らない原因を特定し、削れるものは徹底的に削ろう
- 生活費が増えるようにオトクで稼げるサービスを活用しよう
- ギャンブルやおごりグセがあるなら今後一切やめよう
【金欠から抜け出すポイント】
1.まずは生活費が足らない原因を特定し、削れるものは徹底的に削ろう

生活費とひと言でいっても、様々なことにお金を使っていますよね。
食費はもちろん医療費や家賃・ローンなど、細かく見ていくと結構な項目になるはずです。
そんな時は、FP協会の「家計の健全度がわかる家計のバランスシート」で整理することをオススメします。
資産や負債といったお金の運用状況がハッキリわかって、何を節約すべきかも見えてくるはずです。
見直しができたら、次は出費を減らしてもあまり痛手を感じないものから節約をはじめましょう。
まずは通信費や水道光熱費を節約しよう
もっとも節約しやすいのは、通信費の基本料金や水道光熱費です。
電話は必要最低限にする、電気をこまめに消す、水を流しっぱなしにしないなどの基本を実行したうえで、商品自体を見直すのもひとつの方法です。
今ではガス・電気の自由化でオトクなものも出ていますので、商品の切り替えを検討して光熱費をおさえましょう。
家賃が収入に見合っているかをチェックしよう
その他の大きな出費になるのは、家賃ですね。
家賃の適切な価格は、「年収の25~30%が年間家賃額」になるのが適正です。
それ以上の家賃額は生活を圧迫していきますので、もしあまりにも家賃が高いのであれば、引っ越しも検討してみてくださいね。
必要なら保険の見直しも考えよう
家賃の次に出費負担が大きいのが保険ですね。
保険は将来のことや健康・安全を考えると、必要なものですが、本当に必要な保険かどうかの見直しはできるのではないでしょうか。
保険の種類は「死亡・高度障害や病気・ケガ」「医療や介護の備え」「教育資金準備」「将来の資金準備」など様々です。
このなかで何が今の自分や家族に必要なのか優先順位をつけてみましょう。
どうしても必要なものだけを契約し、支払いをできるだけ抑える方法も考えてみてください。
【金欠から抜け出すポイント】
2.生活費が増えるようにオトクで稼げるサービスを活用しよう

生活費が増えるようにするためには、お得に生活できるいろんなサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
たとえば、クレジットカードや、よく利用する店舗やサイトでのポイント制度の利用です。
ポイントを貯めてそれで何かを買うと、現金の出費がなく、お得にやりくりできます。
また「ふるさと納税制度」を活用すれば、税金の支払いも軽減されるうえ納税先から商品がもらえるので、物資面でもお得になりますよ。
そして当たり前ですが、稼いで収入を上げていくことが近道です。
高時給だったり、たくさんシフトに入れたりするパート・アルバイトを探すのもおすすめです。
もし外での仕事が無理な場合は、クラウドソーシングを活用し自宅で仕事をすることもできます。
稼ぎ方は色々あるので、自分にあった労働で収入をあげていきましょう。
【金欠から抜け出すポイント】
3.ギャンブルやおごりグセがあるなら今後一切やめよう

ギャンブルのトラブルは、いつになっても問題視されていますよね。
そもそも賭け事にお金を使うこと自体が大きなバクチです。
あたればよいですが、お客が損する仕組みになっている世界ですので、ギャンブルをすればするほどお金が減っていくのはあたり前です。
ギャンブル依存症になって身を破滅させる前に、きっちりとギャンブルをやめましょう。
また、人に食事をおごってあげたり、プレゼントしたりするのも結構ですが、生活に影響が出るほどする必要もないはずです。
たまには割り勘、もしくはおごられたりしてみてくださいね。
今回は、生活費がなくて貯金もないことで困っている人が、お金を用意する方法について説明しました。
とにかく、今すぐのお金はカードローンなどを利用してやりくりして、今後は二度と金欠にならないように生活の見直しをやってみてくださいね。