都内で一人暮らししている学生の親からの仕送り金額の相場は?

進学にあたり、親元を離れて一人暮らしをはじめる、という方もいらっしゃるでしょう。
入学後はどんな暮らしを送ろうか、期待感でいっぱいのはずです。しかし、ここで避けて通れないのがお金の問題。
「仕送りはいくらもらえば良いの?」「バイトはやっぱり必要?」など、さまざまな不安が、日を追うに連れて増してくるはず。
そこで今回は、都内で一人暮らしをする学生100名にアンケートを実施!
仕送り額やバイトでの収入、普段の出費など、さまざまな質問を投げかけてみました。

Q.毎月の仕送額はいくらですか?

まずはアンケート全体の結果から見ていきましょう。
毎月の仕送り額でもっとも多かったのは「4〜5万円」。次いで、「5〜6万円」と「9〜10万円」が同率になりました。
4万円以上6万円未満というのが、今回の調査では中央値となりそうです。
ちなみに、「0円(もらっていない)」という方も全体の15%いらっしゃる点が印象的でもあります。

毎月の仕送り額についてのアンケート結果
次に、バイトでの収入の有無による結果も見てみましょう。
結果として、バイトをしていない学生は14%、バイトをしている学生は86%と、後者のほうが高い割合となっています。
まずはバイトをしている学生の場合。もっとも多かったのは「5〜10万円」のゾーンでした。次いで「1〜5万円まで」という結果になっています。
「15万円以上」という方はおらず、「もらっていない」という方も一定数いらっしゃるのが特徴です。

バイトをしている学生の毎月の仕送り額についてのアンケート結果
次にバイトをしていない学生の場合。
ボリュームがあるのは同じく「5〜10万円」ですが、コメントを見ていくとこうした方は奨学金制度を活用されているケースが多いようです。
その他、10万円以上という回答も多く見られる結果となっています。

バイトをしていない学生の毎月の仕送り額についてのアンケート結果

Q.仕送り+バイト代はどれくらい?

ここからは、バイトをしている学生にフォーカスして月々の一人暮らしの予算を見てみましょう。
まずは全体的な統計についてですが、こちらは合計で「10〜15万円」という回答がもっとも多くなっています。
ある程度家賃を抑えれば、十分に暮らしていける金額と言えるでしょう。

仕送り+バイト代についてのアンケート結果
続いて、毎月のバイト代の収入についても聞いてみました。
その結果、もっとも多かったのは「7〜8万円」。中央値としては4〜8万円程度になると考えられます。

毎月のバイト代の収入についてのアンケート結果
より具体的に調べていくために、以下からはバイト代別の仕送り額について、寄せられたコメントと一緒にご紹介します。

バイト代3万円以下

結果としては「3〜6万円」が多かったものの、票数自体が少ないのでそこまでの差はありませんでした。
ただし、コメントを見ていくと、家賃等について自分で支払っていないように見えるため、実際にはバイトで得た収入は自分のために使っているようです。

バイト代3万円以下の人の毎月の仕送り額についてのアンケート結果

コメント紹介

  • アパートの賃貸料と光熱費など住居にかかる分のお金を仕送り、学費は奨学金、小遣いはバイトで賄っている。(女性・東京都・18歳)
  • 学費を負担してくれている親に負担をかけるのが申し訳ないため。(男性・東京都・21歳)
  • 通信費や、ちょっとした小遣いの分が足りないので、必要になりました。(男性・東京都・19歳)

バイト代3〜6万円

続いてバイト代が3〜6万円の学生について。
こちらも3万円以下と同様、3〜6万円がもっとも多い結果となりました。
家賃さえ抑えられれば、なんとか暮らしていけるといった水準でしょうか。
コメントを見ると、少し苦しそうな声が聞こえてきます。

バイト代3万~6万円の人の毎月の仕送り額についてのアンケート結果

コメント紹介

  • 住んでいるアパートの家賃は仕送りで賄っているのですが、講義で使う参考書やサークルの飲み会の代金は自分で払わなきゃと思って、講義の合間にバイトしています(男性・東京都・18歳)
  • 大学が休みの時は、積極的にバイトをいれて、少しでも生活に余裕を持たせことを目標としている(女性・東京都・23歳)
  • 親の仕送りだけでは、家賃と生活必要でほとんどなくなってしまいます。(男性・東京都・19歳)

バイト代6〜10万円

仕送り額は「3〜6万円」が多いものの、自分のために自由にお金を使っている学生が増えてきているようです。
ただし、家賃が高いなどの理由から、やはり生活するには足りないと言う学生の声もちらほらと聞こえました。

バイト代6万~10万円の人の毎月の仕送り額についてのアンケート結果

コメント紹介

  • 家賃のほかに遊ぶお金がほしいのでバイトをしています。(女性・東京都・19歳)
  • 仕送りだけでは家賃や生活費、友達との遊ぶお金を合わせた額には足りないから。(男性・東京都・22歳)
  • 家賃と光熱費を払うと生活できないのでアルバイトをして食費や娯楽のお金にあてている(男性・東京都・20歳)

バイト代10万円以上

毎月10万円以上の収入があるのだから裕福かと思いきや、こうした学生の場合には仕送りをもらっていない、もしくは3万円以下という方が多いようです。
結果として、バイト代が6〜10万円の方と合計は変わらないのかもしれません。

バイト代10万円以上の人の毎月の仕送り額についてのアンケート結果

コメント紹介

  • 仕送りをしてもらっていないので、ほぼ毎日バイトしています(男性・東京都・24歳)
  • 両親に出来るだけ負担をかけずに生活をしなくてはいけないと思っていたし、友人も同じようにしていたから。(女性・東京都・21歳)
  • 家庭教師を複数やることで、想像以上に簡単に収入を得られている。(男性・東京都・19歳)

Q.生活費で家賃以外に一番お金がかかるのはどれですか?

最後に、一人暮らしの学生が家賃を除いて何にお金を使っているのか?ということについても調べて見ましょう。
コメント欄には、お金がかかる理由について記載してもらいました。
結果としてもっとも多かったのは食費。僅差で交際費となりました。両者だけで7割を占めており、その他については少数となっています。

生活費で家賃以外に一番お金がかかるものについてのアンケート結果

コメント紹介

外食・コンビニが弁当が多い

  • 抑えているつもりではあるが、ついつい外食をしてしまうため。(男性・東京都・21歳)
  • 自炊が面倒で、ついコンビニや外食をしてしまうから。(女性・東京都・20歳)
  • 都心はやはり物価が高い。当たり前だけれど、食事にかかる予算が一番大きくなる。(男性・東京都・19歳)

飲み会が多い

  • サークルの飲み会に月に2万円は消えていきます。(女性・東京都・19歳)
  • 一か月に数回、サークルやゼミの飲み会があって、加えて友達と遊ぶお金なども合わせると、だいたい一か月に2万円くらいは出費していると思います(男性・東京都・18歳)
  • 先輩や友達との飲み会の付き合いが多いので交際費や飲食代が結構かかります。(男性・東京都・19歳)

受講料・テキスト・教材が高い

  • 担当教授から教材の購入を言われるのですが、テキストに五千円とかかかるので大変です。(男性・東京都・20歳)
  • 大学の授業で必要となるテキスト代などで半年ごとに最低6万円程度はかかります。さらに、資格試験などの勉強代が月数万円程度です。(男性・東京都・18歳)
  • 参考書が毎月1万円以上かかるので大変です。できるだけ先輩たちの協力をしてもらって、中古を譲ってもらっています。(女性・東京都・25歳)

スマホ代・ネット代が重たい

  • 食費や光熱費などは極力切り詰めているので、携帯、インターネット代が一番かかる(女性・東京都・20歳)
  • スマートフォンの利用料金は固定なので、常に1万円近く支払っていた。(男性・東京都・22歳)

ガス・電気ってこんなにかかるの?

  • 食費や通信費は、キャリアを変えたり、もやしや豆腐を多めに使えば安く抑えられるが、光熱費はいくら節約しても最低限はかかってしまうから(女性・東京都・23歳)
  • ガスと電気で1万円以上になるのに、驚きました。いままで、全く無関心だったので気づきませんでした。(男性・東京都・20歳)

今まで実家にいた方にとって、食費や光熱費といったものは中々意識できないのでしょう。
自分一人で暮らしてみてやっとそのコスト感に気づいた、といった声も多く聞かれました。
特に食費については、「節約をしようと思えば自炊をすればよいけど、なかなか面倒でできない」という方が多いようですね。
その結果、外食やコンビニ弁当などに頼ることが多くなり、食費がかさんでしまうようです。
また、新生活をはじめたことにより、新たな人間関係ができたことによる出費も大きいよう。
とくにサークル等の飲み会で、皆さんかなりのお金を使ってしまわれるようです。
懐がさみしくても、こうした会には出ないわけにはいかない、という、学生ならではの苦悩が伝わってきますね。


一人暮らしの大学生のお財布事象が、なんとなく見えてくるようなアンケートだったのではないでしょうか。
実際には、奨学金制度を利用していたり、親戚が持っているマンションを間借りしていたりなどで、条件は大きく変わるでしょう。
そのため、「こんなに少なくても暮らせるんだ!」と思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、基本的には12万円程度は用意できたほうが、安心してくらせるでしょう。
学生生活がはじまったら、どんなものにお金がかかるのか?どれくらいのお金が必要なのかを、よく考えたうえで新生活の準備を進めてくださいね。

ABOUTこの記事をかいた人