ブラックリストでも借りれる消費者金融、銀行カードローンはあるの?

ブラックリスト。

お金を借りたい人や借りている人なら、気にしてしまう言葉ではないですか?

「ブラックリストに名前がのったら、お金が借りられなくなる・・・」

漠然とそんな理解をされている人も多いでしょう。

事実、金融機関からするとブラックな人に対しては審査も厳しく、融資に至らないケースも多いです。

ところがインターネットの情報では「ブラックでもお金が借りれた」「超ブラックでもお金が借りられる所」などの情報が多く掲載されています。

自分はブラック、でもお金を借りたい・・そんな人にとってはラッキーな情報かもしれません。

そうなると「ブラックリストっていったい何なのか・・」と言う疑問が出てきます。

本当にブラックリストでも借りれる消費者金融や銀行カードローンはあるのでしょうか?

そんな疑問を解消するために、いろいろと情報を集め調べてみましたので、その内容をお伝えしていきます。

ブラックリストとは何か?

多くの人が漠然と理解しているブラックリスト(直訳すると「黒い一覧表」)。

滞納や踏み倒しなどの経歴がある人の一覧表・・・と思われがちですが、実際にはそんなリストは存在しません。

消費者金融や銀行などの金融機関は自社でそのような情報リストを持っていないんです。

では、なぜ存在しないものが「ブラックリスト」と言われているのか、具体的に説明します。

金融機関は契約した個人の情報を信用情報機関に提供している

銀行や消費者金融、クレジット会社などは、キャッシングやローン、クレジットで契約を結んだ顧客情報を、全て信用情報機関に情報管理を委託しています。

なぜそのようなことをするかというと、平成18年に改正された貸金業法で義務付けられたからです。

現状では次の3機関が機能しています。

JICC(株式会社日本信用情報機構)主に消費者金融などの貸金業者が加盟
CIC(株式会社シー・アイ・シー)主に消費者金融などの貸金業者が加盟
KSC(全国銀行個人陣容情報センター)主に銀行が加盟

上記の信用情報機関のひとつJICCのHPでは次のように説明しています。

「信用情報機関は、加盟する会員会社から登録される信用情報を、管理・提供することで、消費者と会員会社の健全な信用取引を支えています。

消費者がクレジットやローンなどを利用する際、会員会社は消費者の信用力を判断する材料の一つとして信用情報機関に登録されている消費者の信用情報を確認しています。

この確認を行うことで、会員会社は消費者の返済能力に応じた適切な信用供与が可能となり、過剰貸付などを未然に防ぐことができます。

また、消費者は、自身が築き上げてきた「信用力」に基づいた信用供与を必要な時に迅速に受けることができます。」

信用情報機関が管理している情報からブラックリストという名称がうまれた

信用情報機関では、金融機関から提供された消費者の情報管理をしてますが、その管理している内容は以下の項目です。(JICCのHPより)

  • 本人を特定するための情報(氏名・生年月日・住所・勤務先など)
  • 契約内容に関する情報(登録者名 契約の種類 貸付日 貸付金額など)
  • 返済状況に関する情報(入金日 残高金額 完済日 延滞など)
  • 取引事実に関する情報(債権回収 債務整理など)
  • 申し込みに関する情報(申込日・申込商品種別など)
  • その他

消費者のお金にまつわる動きが細かく登録・管理され、これらの情報は契約中はもちろん、完済してからおおむね5年間から10年は保存管理されます。

そして、この情報の中の延滞や滞納、債務整理など、金融機関にとってマイナス情報のことを、いつ頃からか一般的に「ブラックリスト」と呼ぶようになったようなのです。

※情報サイトによってはブラックリストのことを「金融事故情報」とも表現しています。

ちなみに、JICCの信用情報記録開示書には、金融機関にとってのマイナス情報を「異動情報」欄に詳細が明記されるようになっています。

ブラックリストに載るような状態でもお金を借りられるのか?

もし、自分がブラックリストに入ってしまったら追加でお金を借りれるのか・・・。

結論からお伝えすると、絶対に借りれる、とか、絶対に借りれない・・とは言い切れません。

なぜなら、消費者金融や銀行それぞれの審査基準があり、たとえ延滞・滞納していても、問題ないと判断されればお金を借りれるからです。

ならば、どんな状況ならお金を借りれる可能性があるのか、説明します。

ブラックといわれるレベルとそうでないレベル

先ほど、信用情報項目の異動情報に金融機関にとってのマイナス情報(延滞・滞納など)が載ることを説明しました。

その異動情報にひとつでもマイナス情報があればブラックなのか・・と言うとそうではないんです。

例えば、1回だけ返済日を忘れていて督促のハガキで気がついて返済した場合でも、延滞の記録は残ります。

ただ延滞は1回のみ。

消費者金融や銀行も1回のみの滞納実績だけでは返済能力が無いとの明確な判断ができないため、審査に通過する可能性はあります。

しかし、延滞が複数回にわたったり、滞納金額が膨らんでいたり、さらには複数の金融機関から借入れがあったりすると、審査通過はかなり厳しいでしょう。

なぜなら、返済能力が疑われているからです。

異動情報に多くのマイナス履歴が残っているとなると、「この人は返済する力が弱い(ない)」との判断に至る可能性が高くなりますので気をつけないといけませんね。

では、どのレベルになったら借りれなくなるのかを次項でお伝えしましょう。

お金が借りれないレベルとは?

お金が借りれなくなるレベル(要素)は次の通りです。

  • 請求額の一部が入金された情報が複数回ある(決められた額の返済ができていない)
  • 顧客都合による未入金が複数回ある(延滞・遅延)
  • 任意整理をした(債務整理)
  • 自己破産した
  • 個人再生した

なお、自己破産や任意整理は完全に返済能力がないと判断されます。

そしてそのような人は信用情報機関に記録が残っている限りお金は借りれません。

また、複数回にわたって延滞や滞納があれば返済能力が著しく低いとみなされ審査に通過する率は低いでしょう。

各金融機関の審査基準は公表されていないので明確なボーダーラインは不明ですが、上記のような状態なら、お金を借りるのは諦めたほうが良いと言えます。

逆に、これらに該当しないのであれば、ブラックレベルではありませんので、お金を借りれる確率は高まるでしょう。

ブラックリストの人が今後お金を借りれるためにはどうすればよいか?

ブラックリストの人は、一生お金が借りれないわけではありません。

先ほども説明しましたが、多少のブラック情報があったとしても、消費者金融や銀行の審査基準さえクリアし、返済能力を認められさえすれば、お金を借りることは可能です。

ある司法書士事務所のHPで次のような事例が載っていました。

自己破産してからまだ3年程度しか経っていないのに融資審査に通った事例もあります。そのような事例ではたとえば次のような理由が考えられます。

①融資申込時点でのその人の年収や勤務先などから見て、事故情報のマイナス面を補うほどプラスの面があった。

②たまたま申込先のカード会社が顧客を増やさなければならない事情から審査を甘くしていた。

ブラックになっている期間中に融資が通るかどうかというのは、あくまで申込者の属性、申込先の会社の事情、融資申込金額などさまざまな要素に左右されるということ。

ここで注目したいのは①です。

ここから読み取れるのは、やはり返済能力です。

マイナスな情報をカバーするだけの返済能力さえ証明できれば、審査通過も期待できるということでしょう。

とはいえ、①のような条件が整っている人は少ないでしょうし、マイナス面を補うためとはいえ、年収や勤務先はそう簡単に変えることはできませんよね。

では、どうすればいいのか・・・。

基本的なことにはなりますが、その方法をお伝えします。

記録保存期間が終わるのを待つ

先ほどの信用情報機関の説明時に、情報保管期間があることをお伝えしましたが
どの情報がどの期間まで保存されるのかを表にしました。

JICC

登録情報 登録期間
入金日、入金予定日、残高金額、完済日、延滞 契約継続中及び完済日から5年以内
延滞継続中、延滞解消の事実に係る情報 当該事実の発生日から1年以内
債権回収、債務整理、保証履行、強制解約、破産申立、債権譲渡等 当該事実の発生日から5年以内
債権譲渡の事実に係る情報 当該事実の発生日から1年以内

CIC

登録情報 登録期間
お支払状況に関する情報
報告日、残債額、請求額、入金額、入金履歴、異動(延滞・保証履行・破産)の有無、異動発生日、延滞解消日、終了状況等
契約期間中および契約終了後5年以内

KSC

登録情報 登録期間
ローンやクレジットカード等の契約内容とその返済状況(入金の有無、延滞・代位弁済・強制回収手続等の事実を含む)の履歴 契約期間中および契約終了日(完済されていない場合は完済日)から5年を超えない期間
官報に公告された破産・民事再生開始決定等 破産・再生開始決定日から10年を超えない期間

この定められた期間を過ぎると情報は削除されます。

照会する情報がなければ、消費者金融や銀行も融資に対して極度に警戒することなく、審査に入ると考えられます。

自己破産・債務整理をした人は保存期間終了をまってから動かれる方が良いでしょう。

延滞・滞納の数を減らすなどの改善情報を増やす

当たり前のことですが、返済の延滞や滞納をできるだけ減らす努力をしてください。

自分は返済する力があるんだ・・と言う根拠を示すことが大切です。

また、複数のカードローンを利用しているなら、その数も減らした方が良いでしょう。

確実にブラックリスト!それでもお金が必要な場合どこで借りればよいか?

あなたが確実にブラックリストに入っていても、どうしてもお金を借りたい場合はどうすればいいか・・。

中小消費者金融のカードローン

しっかりとした中小の消費者金融カードローンを考えてみましょう。

なぜなら、銀行や大手消費者金融はいま金融庁から注視されている立場なので、ブラックな人が審査に通過するにはかなりの難しさがあるからです。

とはいっても、どんな中小消費者金融でもいい・・・という訳ではありません。

そこそこなの知れた中小の消費者金融カードローンにアタックしてみてください。

中小とはいっても、法律をしっかり守って営業しているところが基本です。

HPもある、店舗運営もしている、そのような安心できるカードローン会社を選ぶようにしてください。

→安心の中小消費者金融一覧はこちら

中小消費者金融カードローンでもお金が借りれなかったらどうする?

中小の消費者金融でもお金が借りれない、、、

しかし、それでもどうしても・・・という場合は、お金になりそうな持ち物を質入れする、売却する方法も一時的にお金を手にすることができます。

また、最近注目されているのが、ファクタリングという方法です。

ファクタリングとは?

基本的にファクタリングとは、事業主の売掛金(未回収の売り上げのこと)を売却し、資金調達できる方法です。

このファクタリングの中に、個人に対して融資ではなく、給料ファクタリングとしてお金を用意してくれるサービスがあります。

支給予定のお給料をファンタリングしてくれる企業が買い取り、先にお金を用意してくれるシステムです。

これなら融資とは違い、審査の方法も全く違うので、ブラックの個人の人でもお金を手にすることができ利用を考えてみてもいいかもしれません。

ただ利用にあたり、司法書士事務所のHPなどでは偽装ファクタリングの被害が急増している情報も見られます。

ファクタリングが利用できる業者に関しては、慎重に見極める必要があります。

→安心の個人向けファクタリング会社「七福神

クレジットカードのカードローン機能

審査が不安な人にやさしいクレジットカードがあります。

「ライフカードのデポジット型」

こちらは入会時の保証金(デポジット)を担保にする方法で、ブラックで審査に落ちる人でも利用できる可能性が高いクレジットカードとされています。

公式ページでも、「過去に延滞がある方」「審査に不安がある方」などの表記もされているので、あきらめず申込してみる価値はあります。

ただ、最初に保証金が必要となるため、今手元に現金がない人は難しくなります。

今は支払っていける余裕があるのに、過去に延滞があったため、審査に通りにくいという人には向いているでしょう。

「ACマスターカード」

ACマスターカードは、独自の審査を行うため、他社で審査に落ちた場合でも、審査に通る可能性が高いクレジットカードです。

ただ基本的に大手消費者金融「アコム」から提供されているクレジットカードとなりますから、あきらかに債務整理や自己破産などで金融ブラックの人は、審査に通過できないと考えたうえで、一度チャレンジしてみるとよいでしょう。

甘いキャッチコピーは闇金の可能性大

「ブラックでも融資します」「ブラックリストに載っていても必ず借りれる」など甘いキャッチコピーで申し込みを誘導する広告には要注意です。

闇金の可能性が高いからです。

貸金業法が改正されてから、多くの貸金業者が淘汰され、今では健全に営業しているところがほとんどです。

しかし、その陰に人の弱みに付け込む闇金業者が潜んでいることも事実です。

お金を借りるときは、しっかりと業者を見極める努力をしてください


ブラックリストがどういうものか、またブラックリストでも借りれる方法などをお伝えしました。

複数のカードローンに申込んで審査に通過できないということは、カードローン会社から「あなたは返済能力が無い」という現実を突きつけられているのと同じです。

その現実を受け入れ、自分がどうすべきかをきちんと判断してください。

お金が無い不安は理解できますが、まずは借金を増やさないこと、借金をきちんと返済することを考えましょう。

お金に関してどうしても身動き取れなくなる前に、専門家に相談し、少しでも自分の人生を安定したものにしてください。

ABOUTこの記事をかいた人

アバター