山形のホームページ制作・運用支援|中小企業のIT・集客パートナー LAPLAB:Claudeを使わない、というより「使おうと思えない」理由

コラム

Claudeを使わない、というより「使おうと思えない」理由

コラム | 2026.07.01
Claudeを使わない、というより「使おうと思えない」理由

以前の投稿でも少し書きましたが、知り合いや周りのメンバーから、

「Claudeいいよ」
「Claude Code使ってみた方がいいよ」

と勧められることがあります。

正直、今でも気にはなっています。

特にプログラム系の作業では、ChatGPTよりClaudeの方が得意だという話もよく聞きますし、実際に使っている人の感想を見ても、かなり優秀なツールなんだろうなと思っています。

なので、Claudeそのものを否定しているわけではありません。

むしろ、AIを活用して仕事を進めていくうえでは、もっとちゃんと使ってみるべきツールのひとつだとは考えています。

ただ、それでも僕がなかなかClaudeに手を出せない理由があります。

Claudeに手を出せない理由

それは、Claudeまわりで見かける広告や発信に、ちょっと胡散臭いものが多すぎるからです。

もちろん、Claude公式の広告の話ではありません。
Claude自体は何も悪くありません。完全に風評被害です。

でも、SNSや広告でこんな感じの文言を見かけることがあります。

「Claude以外を使っている人はオワコンです」
「Claudeで業務を自動化して楽に収益化できます」
「Claudeを使ったら副業収入が1桁増えました」
「Claudeで誰でも簡単にシステム・アプリ開発できます」

こういうやつです。

さらにそこから、

「無料AIスクール」
「最強プロンプトを無料で教えます」
「1日でマスターできるAIセミナー」

みたいな入口があって、最終的には高額セミナーや教材に誘導されるような流れ。

この感じを見るたびに、僕の中でClaudeそのものというより、

「Claudeを使った怪しい集客」
「Claude悪用ビジネス」

みたいなイメージが勝手についてしまっているんですよね。

Claudeは悪くない

本当にClaudeは悪くない。
ただ、名前を利用されている感じがすごい。

AIに限らず、便利なツールや流行っているサービスには、こういう便乗系の広告が集まりがちです。

「これを使えば誰でも簡単に稼げる」
「今すぐ始めないと遅れる」
「これ以外を使っている人は終わっている」

みたいな煽り方をされると、逆に冷めてしまいます。

たぶん僕は、そういう言い切りが苦手なんだと思います。

Claudeを使えば全部解決する。
ChatGPTはもう古い。
Geminiは使えない。
他のAIを使っている人は遅れている。

そういう空気が出れば出るほど、逆に距離を置きたくなってしまう。

あと、Claudeを神格化しているような熱量の人も、ちょっと苦手です。

もちろん、好きなツールを推すのは全然いいと思います。

僕もChatGPTとは相性がいいと思っていますし、普段かなり使っています。
仕事の壁打ち、文章の整理、WordPressまわりの相談、コードの確認、アイデア出しなど、かなり助けられています。

でも、だからといってClaudeやGeminiを否定したいわけではありません。

むしろ、ちゃんとAIを使っている人ほど、

「この作業にはClaudeがいい」
「壁打ちはChatGPTが合う」
「検索まわりはGeminiが便利」
「コードは用途によって使い分ける」

みたいに、冷静に使い分けている印象があります。

少なくとも僕の周りでAIをきちんと活用している人は、自分が使っているAI以外をやたら否定したりしません。

「自分にはこれが合っている」
「この用途ならこれが強い」
「この部分はまだ弱い」
「でも、こっちは別のAIの方がやりやすい」

そういう話をしてくれる人の方が、よっぽど信頼できます。

AIツールは宗教ではない

結局のところ、AIツールは宗教ではなく道具です。

包丁にも種類があるし、カメラにも種類があるし、車にも好みがあります。
それと同じで、AIにも相性や用途があります。

  • 文章を書く。
  • コードを書く。
  • 情報を整理する。
  • 画像を作る。
  • アイデアを広げる。
  • 事務作業を効率化する。

それぞれの作業によって、向いているAIも違うはずです。

だから、本来は、

「Claudeが正解」
「ChatGPTが正解」
「Geminiが正解」

ではなく、

「自分の仕事や考え方に合うものを選べばいい」

くらいの話だと思っています。

LAPLABとしても、AI活用の相談を受けるときに、特定のツールだけを絶対視するような勧め方はあまりしたくありません。

大事なのは、どのAIを使うかよりも、
「何のために使うのか」
「自分の仕事のどこに組み込むのか」
「どこまで任せて、どこから自分で判断するのか」
だと思っています。

AIの使い方

AIは便利です。
でも、魔法ではありません。

うまく使えば作業は早くなるし、アイデアも広がるし、苦手な部分を補ってくれます。
でも、「これを使えば誰でも簡単に稼げる」みたいな話になると、一気に怪しく見えてしまう。

たぶん僕が引っかかっているのは、Claudeそのものではなく、その周辺にある過剰な煽りや、雑な成功体験の売り方なのだと思います。

僕が今のところClaudeをあまり使っていないのは、Claudeが悪いからではありません。

ChatGPTとの相性が良くて、今の自分の仕事には十分使えている。
そこに加えて、Claudeまわりの胡散臭い広告を見すぎて、なんとなく心理的な距離ができてしまった。

理由としては、たぶんそのくらいです。

なので、ちゃんと使ってみたら普通に、

「めちゃくちゃ便利じゃん」

となる可能性はあります。

というか、たぶん使ったら便利なんだと思います。

ただ今は、Claudeを強く推せば推すほど、Claude以外を否定すればするほど、僕の中ではなぜかClaudeから遠ざかってしまうのでした。

Claudeは悪くない。
悪いのは、たぶんClaudeを雑に神輿にしている人たちです。

ツールは便利に使えばいい。
変に崇めすぎると、逆に怪しく見える。

AI時代、そこはけっこう大事な感覚かもしれません。