ホームページ制作・修正で失敗しないために
コラム | 2025.12.03
― 制作会社・広告代理店・リニューアル依頼先の選び方 ―
ホームページの新規制作やリニューアル、部分的な修正について、最近は次のようなご相談をいただくことが増えています。
「いま依頼している業者の対応が遅く、しかも見積もりが高い」
「ホームページとチラシなどの制作会社が別々で、著作権や二次利用の問題もあり、まとめてお願いできるところを探している」
制作・修正にまつわる課題は、実は多くの企業や個人事業主に共通しています。
そこで今回は、制作前に押さえておきたいポイントと、依頼先ごとの特徴を分かりやすくまとめました。
■ 1. 制作・修正前に整理しておきたい5つのポイント
ホームページ制作は、事前準備の質がそのまま成果に直結します。
次の項目を整理しておくだけで、費用のムダや作業のやり直しを避けられます。
① サイトの目的を明確にする
問い合わせを増やすのか、採用を強化するのか、ブランドを整えたいのか。
目的が曖昧なまま進めると、デザインや構成がしっくりこなくなる原因になります。
② ターゲットを決める(誰に届けたいか)
顧客像を想定することで、写真・文章・導線などの方向性が明確になります。
③ 現状の課題を整理する
「デザインが古い」「スマホで見づらい」「更新しにくい」など、気になっている点を書き出しましょう。
④ 参考サイト(好き/嫌い)を用意する
具体的なURLがあると、制作側の理解が早く、イメージのズレを防ぎやすくなります。
⑤ 更新方法を決める(自社更新か、運用まで依頼するか)
内部で更新したいのか、すべて任せたいのかで費用や管理体制が大きく変わります。
■ 2. 制作・修正を依頼できる3つの選択肢
ホームページ制作を依頼する際、多くの場合は次の3つから選ぶことになります。
それぞれ特徴が異なるため、状況に合わせて選ぶことが大切です。
① 現在の制作会社に依頼する
メリット
・既存データや構造を把握しているため作業がスムーズ
・レイアウトやシステムを壊さずに修正しやすい
デメリット
・対応が遅い会社もあり、改善が進みにくい
・追加費用や見積もりが不透明な場合も
向いているケース
・小規模な修正
・今のサイトへの不満は少なく、部分的に直したい場合
② 新しい制作会社に依頼する
メリット
・改善を前提とした新しい提案が受けられる
・デザインや導線を根本的に見直せる
デメリット
・既存サイトの構造理解に少し時間がかかる
・カスタムが多いサイトは費用が高くなりやすい
向いているケース
・大幅なリニューアルをしたい
・問い合わせ数や成果をしっかり伸ばしたい
・現行の制作会社に不満がある
③ 広告代理店に依頼する(丸投げしたい方向け)
メリット
・制作だけでなく、広告・SNS・SEOなど“集客全体”を任せられる
・窓口が一つにまとまるため、管理の手間が少ない
・総合視点でマーケティング設計がしやすい
デメリット
・費用は高くなりがち
・制作会社ほどデザイン細部に特化していない場合も
向いているケース
・制作+運用を一括で任せたい
・社内に担当者がいない、業務を増やしたくない
・本格的に広告やSNSを運用したい
■ 3. 結局どこに依頼するべき?
選ぶ基準は「目的と負担バランス」です。
- 小さい改修だけなら → 現在の制作会社
- しっかり作り直したいなら → 新しい制作会社
- 制作〜広告運用まで丸ごと任せたい → 広告代理店
このように整理していくと、自然と最適な選択肢が見えてきます。
ちなみに、LAPLABは
20年以上の経験と実績、人脈を活かし、“広告代理店並みに丸投げできる制作会社”
という位置づけになります。
制作だけでなく、必要に応じて運用・改善・広告まわりもまとめてサポート可能です。
■ 4. まずは“整理だけ”でも大丈夫です
制作や修正は、考え始めるほど複雑に感じてしまうもの。
ですが、本当はもっと気軽に相談していただいて大丈夫です。
というか、悩んだら一度ご連絡ください。
お茶でも飲みながら、一緒に最適解を探しましょう。
「どこに頼むべきかアドバイスだけ聞きたい」
そのようなご相談も、もちろん大歓迎です。
