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コラム

「〜して」より「〜できる?」の方がAIはうまく動く?

コラム | 2025.08.04
「〜して」より「〜できる?」の方がAIはうまく動く?

最近、AIにプロンプト(指示文)を書くとき、「○○して」という命令形よりも、「○○できる?」という疑問形の方が、良い結果につながることが多いと感じていました。

正直なところ、最初は
「AIも“して”と命令されるより、“できる?”と聞かれた方が、ちょっとやる気が出るんじゃない?」
…なんて半分冗談で思っていました。
でも調べてみると、実際に理由があるようです。


💡 なぜ疑問形の方がうまく感じるのか

  • 探索モードになる:前提条件を確認したり、複数の選択肢を提示しやすい。
  • 不確実性に強い:曖昧なゴールでも条件付きで提案してくれる。
  • 安全策が多くなる:抜け漏れが減り、ビジネス用途でも安心感がある。

逆に、条件や仕様がはっきり決まっている場合は、命令形の「○○して」の方がスピーディで無駄がなくなるようです。


📌 使い分けの目安

  • 企画・アイデア出し → 「○○できる?」
  • 実行・量産作業 → 「○○して」

🔑 形より大事なポイント

  1. 目的(何のためか)
  2. 条件・制約(文字数、トーン、対象など)
  3. 評価軸(何をもって良しとするか)
  4. 期待する出力例(短い例でOK)
  5. 不足あれば質問してと明記

結論
不確実な時は「できる?」、明確な時は「して」。
そして、目的・条件・評価軸をはっきりさせるだけで、AIはもっと頼れる相棒になってくれます。

というわけで、僕はこれからも「できる?」を多用していく予定です。
※あくまでも個人的な感想です(笑)